Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
惣「ヘエ、手前は羽生村の惣次郎と申す何も弁まえませぬ百姓でございます」
安「なに、羽生村の惣次郎、うむ名主だな、イヽヤ名主だ、羽生村にて外に惣次郎と云う名前の者は無い様だ、名主役をも勤むる者が人の前を通る時には御免なさいとかお先きに参るとか何とか聊か礼儀会釈を知らぬ事も有るまい、小前の分らぬ者などには理解をも云い聞けべき名主役では無いか、それが殊に武士の腰の物を足下にかけて黙って行くと云う法が有るか、咎めたらこそ詫もするが、咎めずば此の儘行き過ぎるであろう、無礼至極の奴、左様ではござらんか仁村氏」
仁「是はお腹立の処御尤も是は何も横合から指出て兎や角いうではないが、けれども斯ういう席だから、何も先生だって大したお咎をなさる訳でもあるまいが、今仰せの如く名主役をも勤むる者が、少しは其の辺の心得がなくては勤まらぬ、小前の者が分らん事でもいう時は、呼寄せて理解をも云い聞けべきの役柄だ、然るにずん/\行くという法はない、是は、イヤ先生御立腹御尤もだ是は幾ら被仰っても宜しい、お腹立御尤もの次第で」
惣「重々御尤もで相済みません、御尤至極でござります、どうか御勘弁を願います」