Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
富「大きな物で、え湯呑で上りますか、御酒は些とも飲らなかったんですが、血に交われば赤くなるとか、妙でげすなア、お酌を致しましょう、これは妙だ、どうも大きな物でぐうと上れるのは妙でげすな、是は恐入りましたな」
隅「私は酔って富さんに我儘な事をいうけれども、富さんや聞いておくれな」
富「うゝんお隅さん必ず御疑念はお晴しなすって、惣次郎さんを私が手引して殺させたというので花車の関取が私の背中をどやして、飯を吐せるというから、私は驚いて、あの腕前では迚も叶わぬから一生懸命逃げたんだが、あのくらい苦しいことはありませぬ、それ故御無沙汰になって、あなたが枕附で客をお取りになるという事を聞いて、今日口を掛けたのは相済みませぬが、実はどういう訳かと存じて只御様子を伺いたいというので参っただけで」
隅「まアそんな事は好いじゃアないか、今夜私は酔うよ」
富「お相手をいたしましょう」
隅「お相手も何もいるものか」
と大きな湯呑に一杯受けて息も吐かずにぐっと飲んで、
隅「さア富さん」
富「私はもう数献…えお酌でげすか、置注ぎには驚きましたね…それだけは…妙なものでげすな、貴方はお酒はもとから上りましたか」