Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
とお隅は掻巻を富五郎の目の上まで被せて其の上へ乗りました。
隅「私は馬乗りに乗るわ」
富「何をするのだ、息が出なくって苦しい、何をする、切ないよ」
隅「本当に富さん不思議な縁だね」
といいながら隠してあった匕首を抜いて、
隅「惣次郎を殺したとは感付いていたけども、お前が手引で…一角の隠れ家まで…こういう事になるというのは神仏のお引合せだね」
富「実に神の結ぶ縁だねえ」
隅「斯ういう事があろうと思って、私は此の上ない辛い思いをして、恩ある姑や義理ある弟に愛想尽しを云って出たのも全くお前を引寄せる為、亭主の敵罰当りの富五郎覚悟しろ、亭主の敵」
と富五郎の咽喉へ突込む。
富「うーん」
というのを突込んだなり呑口を明ける様にぐッぐッと抉ると、天命とはいいながら富五郎はばた/\苦しみまして、其の儘うーんと呼吸は絶えました様子。お隅はほっと息を吐き、匕首の血を拭って鞘に納め、
隅「南無阿弥陀仏/\」
と念仏を唱え、惣次郎の戒名を唱えて回向を致します。お隅は沈着いた女で、直に硯箱を取出し、事細かに二通の書置を認めて、一通は花車へ、一通は羽生村の惣吉親子の者へ、実は旦那の仇を討ち度い許りで、心にもない