Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme

Aozora Bunko

隅「はい、あの安田一角先生は此方にいらっしゃいますか」

貞「安田と、安田先生ということを知って来たのは誰だい」

隅「はい私は麹屋の隅でございますが、一寸先生にお目に掛り度いと存じまして、わざ/\雪の降る中を参りましたが、一寸此処をお明け遊ばして下さいませんか」

貞「あ、少々控えていな」

とよろよろしながら一角の前へ来て、

貞「へえ先生」

安「来たのは誰だ」

貞「麹屋のお隅が、先生にお目に掛ってお話し申し度い事があって、雪の降る中を態々参ったといいます」

安「隅が来たか、はて、うっかり明けるな、えゝ彼は此の一角を予て敵と附狙うことは風説にも聞いていたが、全く左様と見える、うっかり明けて、角力取などを連れてずか/\這入られては困るから能く気を附けろ、えゝ全く一人か、一人なら入れたっても好いが」

貞「これ、お隅、何かえ、お前誰か同伴がありますかい、大勢連れてお出でかい、角力取は来ましたのかい」

隅「いゝえ私一人でございます、一寸此処を明けて下さいませんか、お前さん貞藏さんじゃアありませんか」

貞「なに貞藏、己の名を知ってるな、うん成程知ってる