Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
安「これお隅、手前名主の手を切って麹屋の稼ぎ女になったとか、枕附で出るとかいう噂があったが嘘だろうな」
隅「いゝえ嘘ではございません、誠にお恥かしゅうございますけれどもべん/\とあゝ遣ってもいられませんから、種々考えました処が、江戸には親類もありますから、何卒江戸へ参り度いと思いまして、故郷が懐かしいまゝ無理に離縁を取って出ましたが、手振り編笠、姑が腹を立って追出すくらいでございますから、何一つもくれませぬ、それ故少しは身形も拵えたり、江戸へ行くには土産でも持って行かなければなりませぬ、それには普通の奉公では埓が明きませんから、いや/\ながら先生お恥かしい事になりました」
安「オヽ左様か、じゃア自ら稼いで苦しみ、金を貯めてなにかい身形を拵えて江戸へ行こうと云う訳か、どうも能く離縁が出たのう」
隅「それが向で出さないのを此方から強情に取りましたので、先生誠に久し振でございますねえ」
安「ウンそれは妙だなア」
貞「これは先生妙でげすな、貴方の方でお呼び遊ばさぬのにお隅さんが此の雪の降る中を尋ねて来るなんて、自然にどうも貴方の…実に感服でげすなア」