Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme

Aozora Bunko

誠に中よく致し、新吉も別に行く処も無い事でございますから、少し年をとった女房を持った心持でいましたが、此家へ稽古に参りまする娘が一人ありまして、名をお久と云って、総門口の小間物屋の娘でございます。羽生屋三五郎と云う田舎堅気の家でございまするが、母親が死んで、継母に育てられているから、娘は家に居るより師匠の処に居る方がいゝと云うので、能く精出して稽古に参ります。すると隠す事程結句は自然と人に知れるもので、何うも訝しい様子だが、新吉と師匠と訳がありゃアしないかと云う噂が立つと、堅気の家では、其の様な師匠では娘の為にならんと云って、好い弟子はばら/\下ってしまい、追々お座敷も無くなります。そうすると、張子連は憤り出して、

「分らねえじゃアねえか、師匠は何の事だ、新吉などと云う青二歳を、了簡違いな、また新吉の野郎もいやに亭主ぶりやアがって、銜煙管でもってハイお出で、なんと云ってやがる、本当に呆れけえらア、下れ/\」

と。ばら/\張子連は下ります。其の他の弟子も追々其の事を聞いて下りますと、詰って来るのは師匠に新吉。けれどもお久ばかりは相変らず稽古に来る、と云う