Japanische Klassiker mit Furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 160.757 Zeichen · 321 Bildschirme
茶巾絞りはお団子の位な大きさに茶巾で絞るのです。フライにするには平たく押して玉子と米利堅粉の衣をかけてサラダ油で揚げるのです。林檎のフライも林檎を薄く切ってその通りに致します。寄せ物は寒天を煮てその中へ漉したお芋を入れて固めるのです。蒸物は少し面倒ですがそれへ米利堅粉と玉子とを入れて全体ならカステラ鍋で一時間ほど蒸焼にするのですがただお湯で蒸してもようございます」と平生は安物と軽んぜらるる薩摩芋がお登和嬢のお蔭にて今日は上等料理に出世したり。
○梅干あえの梅干分量は見計らいにすべし。
○梅干あえを衣にして中へ栗、慈姑、蓮根その他種々の物を入れてよし。
○茶巾絞りの上に碾茶を交ぜたる芋を引筒にて押出しかけると体裁よき菓子となる。
○薩摩芋は蛋白質一分五厘、脂肪二厘、含水炭素三割、繊維弐分四厘ほどあり。この繊維は如何に調理するも人の胃腸に消化せられぬもの故裏漉にて取除くが必要なり。
○里芋は蛋白質弐分、脂肪二厘、含水炭素壱割五分、繊維七厘なり。
○芋のフライは生のまま大根卸しにて摺り卸し、米利堅粉と交ぜ、油で揚げるもよし。
○寄せ物の寒天を使う代りに西洋の食用膠ゼラチンを使えばなおよし。