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Japanische Klassiker mit Furigana

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くいどうらく

食道楽

村井 弦斎

Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 160.757 Zeichen · 321 Bildschirme

Aozora Bunko

第七十六 醤油検査法

それを湯にて溶き直ちに用ゆるを得。

○玉蜀黍は滋養分多きものなり。かつ蚕豆豌豆等より消化良し。その上等は蛋白質壱割二分、脂肪四分五厘、含水炭素六割一分なり。

○味噌汁は前にも言える如く滋養分多く、その上等は牛乳に優れり。甘味噌よりも鹹味噌の古きもの善し。

○鯣は不消化なれども蛋白質は六割九分、脂肪は三分にて滋養分多し。

○蒟蒻は蛋白質一分三毛、脂肪八毛、含水炭素六分四厘七毛、繊維三厘、鉱物質三厘六毛にて一種の粘液素に富む。

○タピオカ一斤十八銭、セーゴ十二銭なり。

○ココア一斤七十五銭。

○ロールオーツ弐斤入四十銭なり。

第七十六 醤油検査法

逃出されては張合なし。大原は熱心に呼留めて「お登和さん、まだ色々伺いたい事がありますからモー少し遊んでいて下さい。ここへ引越の時貴嬢のお家から分けて下すった醤油がモーなくなりかけましたから一樽買おうと思いますが醤油はどういうのが良いのですか」と用事を問われてお登和も無下に去り難く、再び台所へ腰を掛け「そうですねー、私どもではお吸物に使うのと煮物や掛醤油に使うのと別々にして二色のお醤油を買っておきます。醤油を買う時にはよく気を付けて検査しないと折々人の悪い小売屋が偽物を持って来ていけません。