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Japanische Klassiker mit Furigana

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きめんじょうのひみつ

奇面城の秘密/夜光人間

江戸川 乱歩

Lesen Sie 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 150.254 Zeichen · 300 Bildschirme

Aozora Bunko

そうすれば、おれがうそをいってないことが、わかるんだから。」

そこへ、玄関のほうから、警部補の制服を着た警官がおりてきましたが、ポケット小僧のわめき声をきくと、そばによってきて、「どうしたんだ。」とたずねました。

ポケット小僧は、このひとなら話がわかるかもしれないと思ったので、さっきからいっていることを、もういちどくりかえしました。

「明智さんなら、しらべ室におられるはずだ。知らせてあげるほうがいいね。この子どものいうことが、もしほんとうだったら、たいへんだからね。きみ、しらべ室をさがしてみたまえ。捜査一課の中村係長さんといっしょのはずだよ。」

上役に命令されたので、警官はしかたなく石段をかけあがって、玄関へはいっていきました。

しばらくすると、警官は小林少年をつれてもどってきました。小林君は、明智探偵といっしょにしらべ室にいたのです。

「アッ、小林さん!」

「アッ、ポケット小僧!」

顔を見あわせるとふたりが、いっしょに叫びました。

「これは探偵のしごとを手つだってくれるチンピラ隊の子どもです。りこうな子ですから、この子のいうことは、まちがいありません。