Japanische Klassiker mit Furigana
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きめんじょうのひみつ
奇面城の秘密/夜光人間
江戸川 乱歩
Lesen Sie 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 150.254 Zeichen · 300 Bildschirme
エレベーターに乗っているような感じです。
「アッ、わかった。ヘリコプターだ。四十面相はヘリコプターを持っているそうだから、きっとそのヘリコプターだ。だが、ヘリコプターで、いったいどこへ行くんだろう。」
ポケット小僧は、なんだかこころぼそくなってきました。
「先生、ゆくさきはきめんじょうですね。」
「うん、警視庁と明智のやつを、アッといわせてやったから、一週間ばかりやすむつもりだ。きめんじょうは、いいからな。」
「きめんじょうのかくれ家は、世間はまだちっとも知らないのですね。」
「うん、知るはずがない。だが、おれは、きめんじょうということばを、すこしばらまいてやろうかと思うんだ。いかにも恐ろしげな名まえだからね。世間のやつはきみわるがるだろうて。名まえだけわかって、それがどこにあるかは、ぜったいにわからない神秘のなぞというやつだよ。ウフフフフ……。」
ことばのようすでは、四十面相とその部下が話しているように思われます。
ポケット小僧は漢字をすこししか知りませんので、きめんじょうと聞いてもなんのことだかわかりませんが、もっと漢字を知っている人なら、すぐに想像できるはずです。