Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.920 Zeichen · 421 Bildschirme
やみの迷路
「そんなにいうなら案内はしめえ。穴の中は枝道がいくつもあって、はじめてのものはおっかながるが、なあに、グルグルまわっているうちにゃ、入り口へもどってくるよ。それに、そんな長えひもを持ってるなら、大じょうぶだ。まあ、腹でもこしらえて、ゆっくり見物してくるがええだ。」と、たのもしそうに、元気な少年たちをながめていましたが、一同がそのへんの岩の上に腰をおろして、リュックサックの中から、竹の皮包みを取りだし、申しあわせた日の丸弁当をぱくつきはじめますと、じいさんはなおもじょうだんを言いながら、山小屋の中へ姿を消してしまいました。
やみの迷路
少年たちは、小鳥の声を聞きながら、大きなにぎり飯をすっかりたいらげ、水筒の水をゴクゴクやって、お昼ご飯をすませますと、あるものはリュックサックの中から、道しるべのひもの玉を、あるものは懐中電灯を取りだし、めいめいに出発の用意をして、いよいよ鍾乳洞の入り口へと近づきました。大きな山のすそに、けずりとったような、おそろしい岩がむきだしになっていて、その岩の一部に、まるで怪物が口をあいてでもいるように、まっ黒な穴がポッカリとあいています。