Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.920 Zeichen · 421 Bildschirme
ふたり探偵
あとへ、逃げるあとへと、おそろしいかま首をそろえて、赤黒い舌を出し、進軍でもするようにおそいかかってくるのです。三人の少年はその勢いのものすごさに、もう逃げる場所もない地下室のすみで、たがいにだきあうようにして、とうとう悲鳴をあげないではいられませんでした。
ああ、蛭田博士は、なんという残酷な悪人でしょう。相川泰二君を、あんなめにあわせただけで満足せず、またしても三人の少年を、ヘビやしきへとじこめてしまったのです。
相川君のばあいは、その目的がちゃんとわかっていましたけれど、この三人の少年に、博士はいったいなんのうらみがあるというのでしょう。そして、こんなめにあわせたうえ、こんどはどんな悪事をたくらもうというのでしょう。
蛭田博士のやり口は、まったく不可解というほかはありません。しかし、読者諸君、その不可解なしぐさの裏にこそ、この犯罪の深い深い秘密がかくされているのかもしれません。ああ、蛭田博士とは、そもそも何者なのでしょうか。
ふたり探偵
相川泰二少年がかどわかされ、泰二君のおとうさまのたいせつな秘密書類がぬすみさられたうえに、こんどは泰二君の学友、大野、斎藤、上村の三少年までが、ゆくえ不明になってしまったのですから、おとうさま、おかあさまたちのご心配は申すまでもなく、学校でも大さわぎになりますし、警察