Japanische Klassiker mit Furigana
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 妖怪博士/青銅の魔人 (ようかいはかせ) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 212.920 Zeichen · 421 Bildschirme
それとも、もう犯人をとらえたとでもおっしゃるのかな。ウフフフ……。」
ところが、その殿村のあざけりを、明智は、もののみごとに、ピシリと打ちかえしたのです。
「いかにも、ぼくは犯人のありかを知っている。いや、そればかりじゃない。もうちゃんととらえてあるのだ。」
「エッ、なんじゃと? 犯人がとらえてある。ハハハ……、これはおもしろい。それでは、その犯人というのを見せてもらおうじゃないか。それとも、ここへは連れてこられないとでもいうのかね。」
「見せてほしいか。」
「ウン、見せられるものなら見せてほしいね。」
「犯人はここにいる。この部屋の中にいるのだ。」
明智の思いもかけぬことばに、人々はハッとしたように目を見かわしました。犯人がこの部屋にいるといって、そこには相川技師長と、中村捜査係長と、刑事たちと、新聞記者と、四人の少年のほかには、べつにあやしい人物も見あたらぬではありませんか。
それとも、犯人は新聞記者の中にまじっているとでもいうのでしょうか。しかし、なんの必要もないのに、犯人がわざわざ警察官や探偵の大ぜいいる中へ、やって来るはずもありません。
「おいおい、明智君、きみは気でもちがったのじゃないかね。