Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
二十八
下女「お前様知って居る人か」
新「イヽエ無尽の呪咀に樒の葉を三枚盗むと当るので」
下女「そう云う鬮引が当るのか、沢山花ア上げて下さえ」
新「ヘエ/\有難う、戒名は分りませんが、あとでお寺様で承りましょう、大きに有難う」
と、ヒョイと後へ下りそうにすると、娘が側に立って居りまして、ジロリと横目で見ると、新吉は二十二でも小造りの性で、色白の可愛気のある何処となく好い男、悪縁とは云いながら、此の娘も、何うしてこんな片田舎にこんな好い男が来たろうと思うと、恥かしくなりましたから、顔を横にしながら横眼で見る。新吉も美い女だと思って立止って見て居りました。
二十八
新「もしお嬢さん、このお墓へお葬りになりました仏様の貴方はお身内でございますかえ」
娘「はい私の身寄でございます」
新「ヘエ道理でよく似ていらっしゃると思いました、イエ何、あのよく似たこともあるもので、江戸にも此様事が有りましたから」
下女「あんた、何処に居るお方だい」
新「私はあの直き近処の者でげす、ヘエ土手の少し変な処に一寸這入って居ります」
下女「土手の変な処てえ蒲鉾小屋かえ」