Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme

Aozora Bunko

五十七

が愛敬じゃア、然うして見れば皆様の御贔屓を受けなければならん、貴方が勘弁して下されば、それ花車彼奴は愛敬者じゃア、先生が勘弁出来ない処を花車を贔屓なればこそ勘弁したといえば、それで私は先生のお蔭で又売出します、然うじゃアございませんか、勘弁しておくんなさい」

安「堪忍は出来ぬ」

花「出来ぬでは困ります」

安「イヤ勘弁出来ぬ、武士に二言はないわ」

五十七

花車「そんな事云うて対手が武士か剣術遣なれば兎も角も、高が女の事だからよ、大概にしろよ」

安田「大概にしろよとは何だ」

花「これは言損なった、これは角力取はこういう口の利きようでうっかり云った、勘弁しろよう」

安「勘弁しろよとは何だ」

花「ほいまた言損なった」

安「勘弁しろよとは何だ、手前も大名高家の前に出てお盃を頂く力士では無いか、挨拶の仕様を存ぜぬ事はない、大概にしろの勘弁しろよのという云い様があるか、猶更勘弁ならん、無礼至極不埓な奴だ」

と側にある飲冷しの大盃を把ってぽんと放ると、花車の顔から肩へ掛けてぴっしり埃だらけの酒を浴せました。

花「先生お前さん酒を打掛けたね、じゃアどうあっても勘弁出来ないと極めたか、それでは仕方がないが、先生私も花車とか何とか肩書のある