Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
と云うので惣次郎が金を出して鳥居を以前の通りにしました、其の鳥居は只今では木なれども花車の納めました石の鳥居は天神山に今にあります。場所をしまって花車は江戸へ帰らんければならんから、帰ってしまった後は惣次郎は怖くって他へは出られません、安田一角は喧嘩の遺恨、衆人の中で恥を掻いたから惣次郎は助けて置かぬ、などと嚇しに人に逢うと喋るから怖くって惣次郎は頓と外出を致しません、力に思う花車がいないから村の者も心配しております。余り家に許り蟄しておりますから、母も心配して、惣次郎が深く言交した女故間違も出来、其の女の身の上はどうかと聞くに、元武士の娘で親父もろ共浪人して水街道へ来て、親の石塔料の為奉公していると聞き、其の頃は武士を尊ぶから母は感心して、然ういう者なれば金を出して、当人が気に適ったならどうせ嫁を貰わんではならんから貰い度いと、水街道の麹屋へ話してお隅を金で身受して家へ連れて来てまず様子を見るとしとやかで、器量といい、誠に母へもよく事えます故、母の気にも適って村方のものを聘んで取極をして、内祝言だけを済まして内儀になり、翌年になりますと、丁度この真桑瓜時分下総瓜といって彼方は早く出来ます。