Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
様だといいましょうか」
富「然うでげしょう、私も実に弱りましたね」
花「就いて富さん、お前さんが供に行ったのだとねえ」
富「左様」
花「どんな奴でございますえ、切った奴は」
富「それはもう何んとも残念千万、弘行寺の裏林へ掛ると、面部を包んで長い物をぶち込んだ奴が十四五人でずっと取り巻いて、旦那が金を三十両持っているのを知って、出せ身ぐるみ脱いで置いてけというから、旦那に怪我をさせまいと思って、旦那を何と心得る、旦那は羽生村の名主様だぞ、若し無礼をすれば引縛って引くから左様心得ろというと、なに、と突然竹槍をもって突いて来るから、私も刀を抜いて竹槍を切って落し、杉の木を小楯に取ってちょん/\/\/\暫く大勢を相手に切合いました、すると旦那も黙っている気性でないから、すらり引抜いて一生懸命に大勢を相手にちゃん/\切合いましたから、刀の尖先から火が出ました、真に火花を散すとはこの事でしょう、けれども多勢に無勢と云う譬えの通りで、迚も敵わぬから、旦那に怪我があってはならぬと、危うい処を切抜けて駈込んで知らせたから、そら早くというので大勢の若い衆がどっと来て見ましたが、間に合いません、実に残念で、どうも」