Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme

Aozora Bunko

といって頼むにも、二人ながら武士の家に生れた者だから、親類へも話が仕好い、よう富さん、本当にお前、私がこういう処へ這入ったからいけないかえ……前にいったことは嘘かえ」

富「こりゃアなんとも恐れ入ったね……旨いことを仰しゃるなア……又一ぱいになった、そう注いじゃあいけない……えゝ…本当にそんな事をする気遣いは無いて…どうか御疑念の処は…私は困るよ……どうも理不尽に私を疑って、脊骨をどやすというから、驚いて、言訳する間は無いから逃げたのだが、神かけて富五郎そんな事はないので……」

隅「そんな心配は無いじゃアないか、何だねえ、お前、私がこんな身の上になっていても、敵とか何とか云って騒ぐと思ってるのかえ、私は表向き披露をした訳でもなし、敵を討つという程な深い夫婦でもない、それ程何も義理はないと思うから、悪体を吐いて出たのだもの」

富「そりゃア義理はありましょうが、私はあなたが、あんな愚痴婆の機嫌を、よく取ってお在でなさると思っていました。あなたがこれを出るのは本当でげす、御尤もでげすねえ」

隅「だからさ、お前がいやなら仕方がないけれども、本当なら、お前の為にどんな苦労をしても、いやな客を取っても、張合があると思っている