Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
新「何を云うのだね、誠に仕様がねえな、些と落付いてお寝よ」
豐「はい寝ましょうよ」
新吉は仕方がないから足を摩って居りますと、すや/\疲れて寝た様子だから、いゝ塩梅だ、此の間に御飯でも喫べようと膳立をしていると這出して、
豐「新吉さん」
新「何だい、肝を潰したねえ」
豐「私が斯んな顔で」
新「仕様がねえな冷るといけないからお這入りよ」
と云う塩梅、よる夜中でも、いゝ塩梅に寝附いたから疲れを休めようと思って、ごろりと寝ようとすると、
豐「新吉さん/\」
と揺り起すから新吉が眼を覚すと、ヒョイと起上って胸倉を取って、
豐「新吉さん、お前は私が死ぬとねえ」
と云うから、新吉は二十一二で何を見ても怖がって尻餅をつくと云う臆病な性でございますから、是は不人情のようだが迚も此処には居られない、大門町へ行って伯父と相談をして、いっその事下総の羽生村に知って居る者があるから、其処へ行ってしまおうかと、種々考えて居る中に、師匠は寝付いた様子だから、その間に新吉はふらりと戸外へ出ましたが、若い時分には気の変りやすいもので、茅町へ出て片側町までかゝると、向から提灯を点けて来た