Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

しげき「すいせんともくぎょ」

三好十郎の仕事 別巻

三好 十郎

Lesen Sie 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.145 Zeichen · 440 Bildschirme

Aozora Bunko

お豊 なによ、人聞きの悪い事言わんとおいて

喜助 そんでも、ここの金吾をだましに通ってるつうでねえかもっぱらの評判だぞ。あっはは!

お豊 そんな事どうでもええけど、いつかの叩き合いなら、あんたの方がよっぽど悪いよ、酔っていておぼえは無えかもしれないけど、なんでもねえ事言いがかりをつけて、馬流の壮六さんのこと、あんたあ、馬乗りになって、なぐつたと言ったら! アッと言う間に三、四十はなぐつた。そいで、金吾さんが、あんたを突き飛ばしただけだわよ。それを根にもって、こんな所にまで仕返しに来るなんてあんたもバクチの一つも打とうという人が量見の狭い話じゃねえの。

喜助 量見が狭いか広いか知らねえがこんで唯の仕返しじゃねえのだ。その証拠に、これを見ろ、ハッキリ勝負を附けた上からは、後はうらみっこ無しという事で一緒に飲もうと思って、こうして一升さげて来てるだ、な、いいか? そもそも俺も以前は宮角力では大関まで取った男だ。それがいくら酒えくらっているとは言うじょう、あんなにわけなく投げ飛ばされたと言うのが、どうにも腑に落ちねえのだ、角力四十八手の表にも裏にも、あんな手はおいら知らねえ。