Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

しげき「すいせんともくぎょ」

三好十郎の仕事 別巻

三好 十郎

Lesen Sie 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.145 Zeichen · 440 Bildschirme

Aozora Bunko

第19回

お豊 何をおらがふるえてるだ、ふん、この子は何を言うだか、ふん、へ……(笑いかけるが、その笑いがだんだん泣き声になって、しまいにオイオイ、オイオイと手離しで、大声をあげて泣き出す)

お仙 お母ちゃん――(これもまた泣き出す)

金太 なんだい、お母ちゃん!(これも泣き出す。あとの二人の子も茶碗を放り出して、オイオイ、オイオイ、泣き出す。まるで家中が泣声の合唱で一ぱいになる)

金吾 お豊さん、金太郎、お仙ちゃん、そんな……

その五人の泣声のうちに――

音楽

第19回

敦子

金吾

敏子

杉夫

金太

一郎(幼児)

作者

音楽1

音楽2 その尻にダブって「信州のテーマの冬」の音楽。音楽やんで、林を過ぎる風の音。

敦子 ……(ため息をつくように、しかし既に老年に近い枯れた人柄になっていて、言葉の調子は明るい)やれやれ。やっとまあ戦争もすんで、こうしてみんなでそろって野辺山の春さんのお墓のところにたどりついたわけねえ。やれやれ! 金吾さん、ほんとに、いろんな事がありましたね。

金吾 (これも、今はもう落ちつき、寂しい句調ながら暗くはない)そうでやす敦子さま、ハハ。すこし掛けやしたら? お足がそれではつろうがしょう?