Japanische Klassiker mit Furigana
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しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.145 Zeichen · 440 Bildschirme
第17回
そして、なにか夢を見るような、ボウーッと上気したような薄あかい顔をして、それはそれは美しい眼をして金吾さんの顔ばかり見ているんですの。春さんとは私長いつきあいでしたけど、あんなに綺麗なあの人の顔を、それまで見たことがありません。その様子が、なんですか、今結婚式を挙げているのが自分の娘の敏子と杉夫じゃなくて、ご自分と金吾さんだと思っているんじゃないかという気がしたんですの。ずうっと後になって春さんからききましたら、やっぱり私の思ったとおりで、あの時結婚式を挙げてるのは自分と金吾さんで、そして翌る朝、杉夫と敏ちゃんを見送りに行きながらも、新婚旅行に出掛けるのが、ご自分と金吾さんのような気でいたんだと言います。なんだか、おかしいような話ですけど、私はそれを聞いても笑う気にはなりませんでしたの。
第17回
金吾
金太
敏行
警備員一
二
男一
二
三
女一
二
警官
老爺
老婆
中年男
中年女
通行人
三十男
別の男
男
警防団員一
二
三
いきなり空の一角にブーンと遠い爆音があって、それに向って近くまた遠く打ちあげる高射砲の猛烈な爆音。