Japanische Klassiker mit Furigana
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しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.145 Zeichen · 440 Bildschirme
エピローグ
昇さんは花作りのかたわら学校に通い
そして私のカリエスはすこしずつ、すこしずつ良くなってると先生がおっしゃって
そしてラジオで教わるフランス語は
短い文章の訳読に入りました
父と昇さんのお父さんの喧嘩は
相変らず続きながら
やがて春が近づきます
そらそら、今も木魚の音がしはじめたから
やがてコエの匂いが流れて来るでしょう
私には笑えてくるのですよ
ビヤン! フランス語では、それも結構と言うのを、そう言うのよ
昇さん、これで私の長い長い詩はおしまいよ
エピローグ
私は祈ります
深い冬の空に向って
どうぞ私から希望をとりあげないで下さい
私の合わせた掌がすこし揺れる
竹藪の竹の梢もすこし揺れる
杉の梢と椎の梢がかすかに揺れる
それがみんな冬の陽に静かに光りつつ
祈っています
合掌して祈りながら
空に向って揺れています