Japanische Klassiker mit Furigana
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しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.145 Zeichen · 440 Bildschirme
出入の御用聞なぞまで、あんまり永いこと払いがとどこうっているために、来なくなってしまって……(涙声のままで低く笑って)フフ、この間などもね、敦子さん、あなたが敏子に持って来て下さったウエイフアね、あれを――お夕飯の時に、ほかに食べるものが無いものだから、あれを御飯の代りに私と鶴やと敏子でおつゆと一緒に食べたのよ。そしたら、敏子は、もうドンドン御飯食べるでしょ、御飯が無いと我慢できないのね、ウエイフア投げ出してね、エイフア、ばっちい、エイフア、ばっちい、マンマちょうだい、マンマちょうだいって――
敦子 (こらえきれずになって、涙声で怒りだす)ちょ、ちょっと、もうよして! もうよしてよ春子さん! あなたと言う人は、まあ、なんてえ人なの! そうやって、ホントに――笑ったりして、それが、どうしておかしいの!
春子 いえ、おかしいわけじゃないんだけど、あんまり――
敦子 春子さんの馬鹿! あなた、ホントの馬鹿になってしまったんじゃないの? いくらなんでも、あんなまるで神さまみたいな敏ちゃんにまで、そんなイヂらしい思いをさせて、よくもまあ、あなたは平気でやってこれたのねえ?