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Japanische Klassiker mit Furigana

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しげき「すいせんともくぎょ」

三好十郎の仕事 別巻

三好 十郎

Lesen Sie 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.145 Zeichen · 440 Bildschirme

Aozora Bunko

お父さんにしてからが

そうやって喧嘩をしているのがホントのお父さんか

隣りの火事を消しに駆けつけたのがホントのお父さんか?

「どちらもホントなんだよ、光ちゃん

いいや、僕としては火事を消しに来てくれたのが

お宅の小父さんのホントの姿だと思いたいのさ

しかしね、垣根から内の父と睨み合ってる小父さんの真青な顔を見ていると

冗談でできる顔ではないからね

それもウソだとは思えない

つまり、どちらもホントなんだよ

内の父にしたって同じだ

火事のことでは君んちの小父さんに感謝してるんだ

そして、やっぱり良い人だと言ったようなことを言ってたんだ

それがあの調子で君んちの小父さんを睨みつけるんだもの

どっちもがウソでは無いんだよ」

昇さんはそう言うのです

「だけど、それでは私にはわからないわ」

「そうさ、僕にもわかりはしないよ

しかしそうなんだから仕方がないさ」

「オトナは、すると、みんな気が変なのじゃないかしら?」

「そうさ、そうかもしれんなあ

しかし、やっぱり父も小父さんも気ちがいじゃないしなあ」

そう言って昇さんは苦しい苦しい表情になって

「もしかすると、アメリカとソビエットが

事ごとにいがみ合ったり原爆競争をしているのも