Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.145 Zeichen · 440 Bildschirme
したら、敦子おばさんがかんべんしてやったら、春子おばさん、すぐにニコニコして、とても甘ったれてな。おばさん達は、あれは親戚かい?
金吾 (何か胸を打たれて、ちょっと黙って)……ううん、親戚だねえが、小せえ時からの仲よしでな、ははは。ちょうど海尻の金太のおっかあやお父うと俺の仲のようなもんだ。
遠くで山鳩の声。それにまじって、林の奥から、はしゃいで駈け廻りながらこちらへ近づく犬の吠声。
金太 ああ、ジョンが来たよ。どうしたんかな?
金吾 うむ……
金太 ああ、敦子さんのおばさんがこっちへやって来た。
敦子 (林の小道をこちらへ近づいて来ながら)ああ、ここにいたのね。金太郎さんも加勢?
金吾 こりゃ敦子さま、ここを終えたら俺たちも別荘の方へ行ってみずと思っていやしたが……
敦子 (笑いながら)いえ、別荘の方はお仙ちゃんがお寿司なんぞ持って来てくれたもんですから、春子さん嬉しがって、大騒ぎでね。そいで、みんなで山へ登るんだ、山へ登るんだと言ってきかないもんだから、こうやって引っぱり出されて来たの。したら、途中にきれいな花が咲いていると言って、お仙ちゃんと二人で夢中になっちゃって。