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Japanische Klassiker mit Furigana

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しげき「すいせんともくぎょ」

三好十郎の仕事 別巻

三好 十郎

Lesen Sie 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 220.145 Zeichen · 440 Bildschirme

Aozora Bunko

とにかく指導者の人は山田先生のお弟子さんであり

ケイコのはじめには宮城をよう拝し

公演開幕の前には「国民の誓い」を唱和する式で

それも腹からまじめにやっている人が多いのです

私はそれを信じ

よろこび勇んで先頭に立って働いた

それに劇団の中だけには自由で進歩的な空気があった

そして何よりもそこには

まだ芸術らしいものが有ったのです。

戦力増強のためと言うことと

自由と進歩的であるとことと芸術と言うものとが

どんなふうに組み合わされているか

ぜんたい、組み合わせる事の出来るものかどうか

考えて見ようとする人も居なければ

考えている暇もありません

山田先生から吹き込まれた理窟を

実際に実践するのは此処だとばかり

夢中になってシバイをしたのです

シバイというのは妙なものです

役者というのはおかしなものです

というよりも、この人間のカラダというのが

もともと、おかしな、変なものかも知れません

シバイはからだでするものです

はじめは頭がそう思ってカラダを持って行くのですけど

いったんカラダが動き出すと

カラダの法則と言うものが有るかしら?

カラダは一人で動き出す

頭のいうことを聞かなくなる時がある

逆に頭を引きずって行ってしまう時がある