Japanische Klassiker mit Furigana
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かいじょうのみち
海上の道
柳田 国男
Lesen Sie 海上の道 (かいじょうのみち) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.344 Zeichen · 353 Bildschirme
同じく『おもろ草紙』の十五巻の六には、また次のような一章もある。
たくしたらなつけてたよ
ツシヤこのいしとかねとやに
てたしひつかは
とのす世はちよわれ
又よかるたらなつけ
是も簡単な構成ながらも、第三行のシヒツカハが解しがたく、またトノス世もはっきりしないから、何を詠じているのか見当もつかぬが、ともかくもツシヤの石と金属とに縁があったらしいことが考えられる。或いはそういうものを緒にとおし頸に掛ける風習があって、それをツシヤまたはツシヤコと呼んでいた時代に、この『おもろ』が生まれたものと見てよいのではあるまいか。
結局はツシヤという一語のもとの起こり、どこから導かれたかを知るまでは、何もかも仮定に止まるわけなのだが、爰でもう一つ考えてみるべきは、この言葉の意味の中頃の変化である。島の世相の次々の影響から、この語もまったく超然としてはいなかったろうということである。是も久米島に関係が有るという今一つの『おもろ』、十一巻の八二「しのくりやは世なれかみやれば」という一篇の中に、
やまとたひなおかいかのほて
やしろたひなおかいかのほて
あおしやてうたまかいか
ふくしやてうつしやかいか