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Japanische Klassiker mit Furigana

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かいじょうのみち

海上の道

柳田 国男

Lesen Sie 海上の道 (かいじょうのみち) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 182.344 Zeichen · 353 Bildschirme

Aozora Bunko

ただ或いは双方が歩み寄って、さらにこれを有名にしたかもしれぬというのみである。近世の各地方言を見てゆくと、四国の方にはススタマ・スズタマ等の清音の例があって、鈴や笹の実のスズなどが聯想せられるが、さらに今一段と古い時代に溯ると、『倭名抄』その他の名彙にはツシタマ、『新撰字鏡』にはタマツシとさえあって、いずれも珠としてこれを用いた痕跡が窺われる。大同三年(八〇八年)に成ると伝うる『古語拾遺』の終りの一節、大地主神が田を営み、牛の肉を田人に食べさせた罰によって、蝗の害を受け苗葉忽ち枯れ損じたという条に、三種の植物を田の畔に置いて、呪法としたという記事があり、その三つの中に※(「くさかんむり/意」、第3水準1-91-30)子、古語に「之を都須と曰ふ」と註したものが、やはりこのいわゆる豆之太末(ツシタマ)と同じものにちがいないが、今ある伝本の構成に若干の不審があるので、年代の証拠にまでは援用しにくい。ただ少なくともこれを薬品として貢進せしめた『延喜式』の頃には、ツスまたはツシタマの名をもって世に知られ、数珠とは関係がなく、むしろ穀物の粒などという言葉と、縁を引く語であったように、私などは推測しているのである。