Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
三「アヽ鼻血が出た、與助、男の鼻血だから仔細はあるまいけれども、盆凹の毛を一本抜いて、ちり毛を抜くのは呪だから、アヽ痛え、其様に沢山抜く奴があるか、一掴抜いて」
與「沢山抜けば沢山験くと思って」
三「えゝ痛いワ、さあ/\行きますよ」
と名残惜いが、二人とも外へ出ると生憎気になる事ばかり。
三「アヽ痛」
與「何うかしましたかえ」
三「下駄の鼻緒が切れた」
與「横鼻緒が切れましたか、ヘエ」
三「與助何うも気になるなア、お累の病気はとても助かるまいよ」
與「ヘエ助かりませんか、憫然にねえ、早くお母様アおよこし申す様にしましょうか」
三「何しろ早く帰ろう」
と三藏が帰ると、入違えて帰って来たのは深見新吉。酒の機嫌で作藏を連れてヒョロ/\踉けながら帰って来て、
新「オイ作藏、今夜行かなければ悪かろうなア」
作「悪いって悪くねえって行かねば己叱られるだ、行って遣って下せえ、出掛に己ア肩叩えてなア、作さん今夜新吉さんを連れて来ないと打敲くよ、と云って斯う脊中ア打ったから、なに大丈夫だ、一杯飲んで日が暮れると来るから大丈夫だと云って、声掛けて来ただ」