Japanische Klassiker mit Furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Lesen Sie 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 214.332 Zeichen · 426 Bildschirme
すると此の痕は少し消えた様な塩梅。
賤「さアもう大丈夫だ、新吉さんお前は今夜帰って、そうしてこれ/\にするのだから、明日お前悟られない様に度胸を据えて来てお呉れよ」
といって新吉を帰して、すっぱり跡方の始末を付けて、直に自分は本家へ跣足で駈込んで行きまして
賤「旦那様がむずかしくなりましたからお出なすって、まだ息は有りますが御様子が変ったから」
というと驚きまして、本家では悴惣二郎から弟息子の惣吉にお内儀さん村の年寄が駈けて来て見ると間に合いません間に合わない訳で、殺した奴が知らしたのでございますから。是非なく是から遺言状をというので出して見ると、其の書置に、私は老年の病気だから明日が日も知れん、若し私が亡い後は家督相続は惣二郎、又弟惣吉は相当の処へ惣二郎の眼識を以て養子に遣って呉れ、形見分は是々、何事も年寄作右衞門と相談の上事を謀る様、お賤は身寄頼りもない者、無理無体に身請をして連れて来た者であるから、私が死ねば皆に憎まれて此の土地にいられまいから、元々の通り江戸へ帰して遣ってくれ、帰る時は必ず金を五十両付けて帰してくれ、形見分はお賤に是々、新吉は折々見舞に来る