Japanische Klassiker mit Furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 160.757 Zeichen · 321 Bildschirme
大原「八日目は」お登和「ポークエンドビーンスといってサザキの湯煮たのと塩豚とへ蜂蜜を加えて蒸焼にしたのですがこれはちょいと素人に面倒です」大原「九日目は」お登和「コーンミルと申して玉蜀黍のマッシです」大原「十日目は」お登和「十日目は日本風の朝食で、味噌汁に御飯で沢庵のお香物を食べます」大原「沢庵もお食りですか、あんな不消化なものを」お登和「ハイ日本の御飯には沢庵は是非必要です。お米は全体秘結させるもの、大根は下剤ですから双方がちょうどよく調和します。それに不消化物を沢山食べてはいけませんが折々は固いものを少しずつ食べると胃筋の働きを助けます。鶏が茶碗の破片だの小石だのを食べて食物をこなすように胃の機械的作用が食物を砕く時中に固いものが少し交っているとかえってよくこなれます。だから沢庵だとかスルメだとか蒟蒻だとかいうように固いものも折々は少しずつ食べる方がいいそうです」大原「なるほど色々な事があるものですな。僕も今に貴嬢がいらしったら毎日の朝食を取かえるようにしましょう」と嬉しそうに嬢の顔を眺むる。嬢は俄に顔を紅くして勝手口へ逃げ出さんとす。
○チョコレートにはミルクと砂糖を混じ鑵に入れたるものも食品屋にあり。