Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans

Aozora Bunko

陽はたそがれ、夕雲赤く、まったく、乱戦のかたちをおびてきた。――大手のかたの、李俊、張横、張順、穆弘らも、濠水に入って、敵塁に取りすがろうと企てたが、つぶて、乱箭、石砲などに会って寄りつけず、陸上の戴宗、白勝も唖然たるばかりで、手のくだしようもない様子である。

「ああ、過った。戦の指揮などは、この宋江のがらではなかった。これ以上の死者を出すのは見ていられぬ」

宋江は急に退軍の銅鑼をうたせた。彼らしいところである。薄暮の下に総勢をまとめて、泣いてくやしがる猛者どもをなだめて、村口の方へひきあげ初めた。といっても無事には退けない。敵の追撃に、返しては戦い、戦ってはまた、退路をさがす、といったようなくるしみだ。

しかも敵は、地理に明るいし、急追、また急追の気負いをゆるめない。宋江の軍は、闇夜彷徨のすがただった。そのうち、行くての道に先廻りしていた一勢の敵が現われた。夜光虫のような燦々たる一騎がその先頭を切って来る。胆、驚くべし、女将軍の一丈青であった。

小張飛の名に柳は撓められ、花の

美戦士も観念の目をつむる事

一丈青の扈三娘は、あれからいちど、城へ入って、息をやすめていたものか。