Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans
水滸の大寨は凱旋した仲間を迎えて、歓呼に沸いた。なにしろ、北京の府は、四百余州中でも屈指な城市であったから、これを陥すには、じつに多くの犠牲と困難があった。それだけに、泊中全山の沸き返り方といったらない。
大宴、三日のあと。
宋江は、盧俊儀を、忠義堂の上座に厚く迎えて。
「あらためて、おわびします。すべては水にお流しください」
「いまは何をか申しましょう。何事も水の流れと観じて忘れております」
「では、私どもの初志をいれて、大寨の頭領の位地にお就き下さることも、併せて、ご承知くだされようか」
「それはいけません。自分の才にないものは」
「いや。呉用以下、われらすべての望みなのです」
「何と仰っしゃられても、その儀ばかりは」
どうしても、盧の意志は、うごきそうもない。で、ぜひなく当分は、客分の名で別格な座にあがめ、そして何かの相談にはあずかるということで、ひとまずここはおさまった。
「ところで、番頭の李固と、その李固と密通していたご家内の賈氏は、どうご処分なさいますか」
「見たくもありません」と、盧はいった。「――とるに足らない虫ケラども、燕青の手にまかせておきましょう」