Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans
「ふうむ……意外なこともあるもンだな」
晁蓋は、はッたと、偽の甥をにらんで。
「やいっ小三。なぜ、故郷の村へまで来て、悪事をしやがったか」
「ちがいます、叔父さん、あっしゃあただ、腹はへるし、塒もないので、霊官廟で寝ていただけです」
「悪事もせぬのに、なんで召捕られたんだ」
「わかりません。夢みたいなもンで、あっと気がついたら縛られていたんで」
「嘘をつけッ」
激怒を作って、晁蓋は捕手の棒をひッたくり、いきなり男の肩を二ツ三ツなぐりつけた。
「野郎、ほんとをいえ、ほんとを」
「だって叔父さん、ほかに言いようはありませんよ。……仰っしゃる通り、身を持ちくずし、親不孝をかさねましたから、ひとつ叔父さんにこの悪い性根を叩き直してもらおうと、空き腹を抱えて尋ねて来たんです。だからこそ、盗みもせずに、夜が明けたら、叔父さんとこへ辿りつけると思っていたのに」
「こいつが、ひとを泣き落しにかけようと思やがって。そんな手に、俺がのるかっ」
また振り上げる棒を、こんどは、雷横が慌てて止めた。小三に同情したわけではないが、元々、不審の程度で捕えたに過ぎないのだから、と宥めに廻って、