Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans
ここでほとんど手打ちはできた。夜に入るまで、飲み興じ、あくる早暁には、すでに阮の三兄弟は、もとの石碣村へ、飄として立ち帰るべく、朝飯をいそいでいた。
「時が来たら、そッと急報する。そのさいには、抜からぬように」
「ご安心なすって」
三兄弟はニコと笑って鞋を穿いた。路銀だといって銀三十両を晁蓋が贈ったが、どうしても受けとらない。呉先生は、その物固さを笑って、
「痩せ我慢しなさんな。銀子のちょっとやそっと、受けても辞しても、晁家としては、おなじこった。まず、それは貰って、旗亭の借金でも返しておくほうが上策というもんじゃよ」
かくて。――三兄弟は別れ去り、公孫勝と劉唐とは、晁蓋の名主屋敷に、食客としてとどまった。さらに呉用のほうは、つい近所の住居のこと。家塾に帰って、あいかわらず村童相手の寺小屋先生になりすまし、折を見ては、ちょくちょく荘院の奥を訪ねて、茶ばなしの間に、世間たれも知らぬ密事の打合せをすましては、また何くわぬ顔で、塾の学童の中へもどっていた。
仮装の隊商十一梱、青面獣を頭として、北京を出立する事
ここは北京大名府の梁中書の官邸だ。
後房の園には、黄薔薇の香が蒸れ匂い、苑廊の欄には、ペルシャ猫が腹這っていた。