Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans
どうしよう。石秀。おれたちとしても坐視していられまいが」楊雄が頭をいためての嘆息に、石秀もついに、自分の考えを持ち出した。
「このうえは、君と俺とで、梁山泊へ行って“馳け込み願い”と出てみようじゃないか。なにしろ、相手が相手だ、おれたち二人の力では歯も立たぬ」
「む。……馳け込み願いか。よかろう。だが一応は、杜興にも相談し、李応大人にも、計ってみた上でなければ」
と、さっそくこれを、杜興から病床の李応にはなしてみた。李応は一日じゅう考えていたが、このままでは、李家の自滅と彼も観念したものか。反対はしなかった。そしてただひたすら、時遷助け出しの一義が果たせなかったことを、深く病床から詫びているだけだった。
ここ梁山泊の聚議庁では、その日、山寨の群星が居ながれて、大評議がひらかれていた。
楊雄、石秀、ふたりの“馳けこみ訴え”が議題にとりあげられていたのである。
総統の晁蓋が、まず最初の“決”を取った。
「よろしい、わかった。二人の入党はみとめるとしよう。しかし、楊雄と石秀の身素姓や、その人間の保証は、たれの推挙になっているのか」
「戴宗です。――先ごろ戴宗が薊州へ旅したとき、石秀を知り、その石秀の義の兄として、楊雄もつれて来たわけで」