Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
Lisez 火星兵団 (かせいへいだん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 307 889 caractères · 618 écrans
わしは、あくまで、丸木艇を撃墜し、丸木を、やっつけてしまうのだ」
博士の決心は、岩よりもかたい。火星人と戦って、どちらが勝つか負けるか、わからないのである。しかも、博士は、丸木艇を追って、進撃するのであった。
「博士、火星へでも、どこへでも、いきましょう。先生もいきましょう」
千二は、新田先生を、はげますように言った。そう言われて、先生も、いやとは言えなくなった。
「もちろんですとも。どこへでも、いきますよ。われわれは、大宇宙にある第一線部隊ですね」
「うむ、そうだ。だから、どんなことがあっても、負けられんのじゃ」
博士は、拳をふりあげて、言いはなった。
千二は、この時、望遠鏡のプリズムをうごかして、大空艇の後方を見わたした。
「ああ、見える。地球が見える」
千二は、思わず、ため息をついた。
見える見える、地球が、大きな球のかたちをして、雲にとりまかれつつ、宙に浮いている。雲の間から地表が見える。地表は、まぶしいまでに、明かるく光っている。アメリカ大陸らしいものが見える。なんという壮観であろう。
雲が、ぱっと光ったように見えた。とたんに、雲のさけ目から、へんな青白い光りものが見えた。