Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

Lisez 神州天馬侠 (しんしゅうてんまきょう) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 511 765 caractères · 1011 écrans

Aozora Bunko

二

「やア、この人穴には、ずいぶんお侍が大勢いるんだなあ。おじさんたちは、いったいそこでなにをしているんだい」

「バカッ」

いきなり革足袋のままとびおりた轟又八、竹童の襟がみをおさえて、

「こらッ、きさまは、どこの炭焼きの餓鬼だ、またどこのすきまからこんなところへしのびこんでまいった」

「しのびこんでなんかきやしないよ、アア苦しいや、苦しいよ、おじさん……」

「ふざけたことをぬかせ、しのびこまずにこらるべきところではない」

「だっておいらは空からおりてきたんだもの、空はいきぬけだから、ツイきてしまったんだよ」

「なに、空から? ――」

人々は思わず、物騒らしい顔を空にむけた。

そして、再び奇怪なる少年の姿を見なおし、こいつ天狗の化身ではあるまいかと、舌をまいた。はるかにながめた、呂宋兵衛は、

「これこれ又八、とにかくふしぎな童、おれが素性をただしてみるから、これへ引きずってこい」

「はッ」と、又八は、かるがると竹童をひッつるして席へあがり、呂宋兵衛のまえへかれをほうりだした。

なみいる人々は、鬼のごとき武骨者ばかりで、あたりは大伽藍のような暗殿である。大人にせよ、この場合、生きたる心地はなかるべきだが、竹童はケロリとして、