Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans
……ところが昨年のこと、徽宗皇帝が、万歳山の離宮にお庭作りを営まれるに当って、制使十名を、西湖へご派遣になり、西湖の名石をたくさん、都へ運ばせることになった」
「なるほど……」
「拙者も制使の一人だった。そこで西湖の花木竹石の珍を大船に積み、黄河を下ってきたところが、運悪く、途中でひどい暴風に遭い、ついに役目も果し得ず、面目なさに、そのまま田舎に身を隠しておるうち、やっとこのたび赦免の令が出たというわけでな……」
「いや分った。それで都へ帰る途中でしたか」
「いかにも、都へ帰って、もいちど以前の官職につき、家名を復さなければ先祖にすまん……と思って、要路の大官どもに贈る賄賂の品々を荷物となし、これまで来ると、いきなりそれに居る林冲とやらに斬りつけられ、二つとない首を、あぶなく進上してしまうところであった。はははは」
聞いて、林冲も初めて、口を開いた。
「申しおくれたが、自分も以前は、近衛ノ将軍高の下にいて、禁軍師範の職にあった豹子頭林冲と申す者。……だんだん伺ってみれば、貴公とは、以前の同僚のようなものだが、もしや御辺は、あだ名を“青面獣”と呼ばれていた楊志殿ではないのか」