Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しん・すいこでん

新・水滸伝

吉川 英治

Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans

Aozora Bunko

と階段の中途から、皆、どたどたと引っ返して来た。戻るが早いか、阮小二は杜選に抱きつき、小七は朱貴を、小五は宋万を抱きとめた。

そして、晁蓋と劉唐とは、ぴたと、王倫の両わきへ寄り添い、

「まあ、そうお腹を立てないで」

と、袂の下から、環帯の腰の辺を、ぎゅっとつかんで離さない。

「なんたるつらだ。王倫っ。それが頭領の態度か。恥を知れ、この落第書生め、仁義の皮をかぶッた偽者め」

一方の林冲は、なお罵りつづけている。その林冲の胸先をかろく制して、呉用の位置は、彼を遮るような恰好を見せてはいたが、眼は王倫の姿を焦点に燿いていた。

「女の腐ッたような奴だ。それで梁山泊の頭目などとは片腹いたい。いやこの梁山泊は、きさま一個のものじゃあない。人をそねむ賊の頭目など、舌を噛んで死んじまえ。さもなくば、きさま自身、どこへでも立ち去るがいい」

林冲は罵りつづける。その面罵に、王倫はぶるぶる五体をふるわせ、地だんだを踏み鳴らしたが、足掻きも、前へは踏み出せない。

しかもまた、杜選、朱貴、宋万といった手輩も抱きとめられてはいるし、辺りの空気もただならないので、みずから行動には出なかったが、