Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans
その日も自分は往来中で忽ち婆に捻じ伏せられてしまい、一方、武大さんの方は、首尾よく奥の部屋まで飛び込んで行ったらしいが、後で聞けば、これもまたあべこべに、間男の西門慶のため、脾腹を蹴られて、意気地もなくその場で気絶してしまったそうな……。
なんでも、武大さんが病床についたのは、それからのことで、その日以後は、いつも見える公園にも饅頭売りに出なくなった。――と、すぐ四、五日してから死んだという世間の噂だった。なんだか自分までが空恐ろしい気がしてきて、そのことは、つい今日まで噫にも出さずにいたが、何で武大さんが急に死んでしまったのやら、その辺のことはさッぱり知らない――と、いうのであった。
「よし、よし。よく話してくれた。それに相違ねえな」
「ちッとも嘘じゃないよ」
「じゃあ、どこへ出ても、その通りに言ってくれるか」
「ああ、白洲へでも何処へでも出ていうよ」
その日、武松はこの哥と九叔とを連れて、県役署の門に入り、直接、知事の面前へ出て、逐一を訴え出た。
この知事は、かねがね武松には好意的である。
大いに驚いた容子ではあるが、その供述は、よく聞いてくれた。しかし、一応三名を別室へ退げ、さっそく庁の部局長らを呼び入れて、