Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Lisez 新・水滸伝 (しん・すいこでん) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 684 899 caractères · 1374 écrans
「なんだこんなに大勢いながら。――なぜあの首かせだけでも、早く脱ってあげないのか」
「あいや」宋江はすぐ言った。「――これは国のおきてだ、当然な法の処置だ、どんな友達の好意であろうと、よけいな事はしてもらいたくない」
「はははは」と、軍師呉用がそばで笑った。
「それもあなたらしい。お気もちはよくわかる。しかし、晁のおかしら以下、ことごとくあなたに一目会いたがっている。どうです、一応おいで下さらんか。しかる後、刑地の旅へいさぎよくお見送りいたしましょう」
「おう、呉先生だけは、私の気もちをよく知って下さる」
宋江はうれしかった。おまかせするといわざるをえない。しかし端公ふたりは、あくまでそばに連れてあるいた。
江岸から舟に乗る。先では山轎で山路を登り、断金亭で一ト休みをとる。
するうちにもう晁蓋をはじめ、頭目一同が迎えに来て聚議庁へと誘ってゆく。――そして過ぐる日の顔合せの序列で、宋江の椅子を中にし、二列に並んだ。
「おかげでこのとおり、山寨には九名の豪傑をあらたに加え、いちばい綺羅星の陣を強固にいたしました。すべてこれは宋先生のご恩恵と申すもので」
「いやいや晁君、またほかの諸兄もお笑いください。