Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

めいじせそうひゃくわ

明治世相百話

山本 笑月

Lisez 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) de 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 128 862 caractères · 251 écrans

Aozora Bunko

縁日に見た下町情調

そのうち追い追い書生式の両ぐりやフエルト草履の流行。一方、洋装時代となって履物趣味は全然変った。

縁日に見た下町情調

今は見られぬ珍物いろいろ

夜の行楽として大路小路にカンテラの光り華やかなりし縁日風景、市内三十余カ所、神仏取り交ぜて毎日の縁日案内が小新聞に載ったくらい。その縁日の商人も明治時代はたいてい子供相手にたわいのない代物、時世につれて今はほとんど見られなくなったものが相当多い。

新粉を小さく切って扇形に串へさし、焼いて蜜をつけたアヤメ団子、大きな傘を立てて朱塗りの箱を並べたぶどうもちの店、前通り二銭八厘「なんでも買いな、チョイチョイ買いな」と節をつけて呼ぶ玩具屋の声、涼しげに水を打ったほおずき屋、針金を曲げながら知恵の輪、水銀を綿へ含ませた銀流し、インチキものは吹矢の当てもの、ドッコイドッコイ、あぶりだし、いずれも、ろくなものは当りっこなし、以上は縁日の定店であったが今は稀だ。

夏場はことに賑やかで団扇片手に浴衣がけ一家そろってぞろぞろ、花火屋、虫屋、金魚屋の前は人の山、今戸焼の鉢へ稗をまいて案山子や白鷺をあしらった稗蒔き、風鈴のついた釣りしのぶなど下町のおかみさん唯一のお買物、江戸情調の名残りは明治の末年まで続いて、そろそろ新時代の絵ハガキ屋、いかがわしい特許品、バナナのたたき売り、メリヤスの投