Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

めいじせそうひゃくわ

明治世相百話

山本 笑月

Lisez 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) de 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 128 862 caractères · 251 écrans

Aozora Bunko

菊人形は明治の産物

看板には本人の立姿と土俵入りの図、木戸口に俎板大の駒下駄と畳一畳ぐらいの大かごを飾り、まずその図体の大きさを想わせる。釣り込まれて飛び込むと本人は身長六尺二、三寸、年齢二十七、八歳、目も鼻も腫れぼったいほど肥りに太った大女、芸といっては土俵入りに手振りあやしき相撲甚句ぐらいで、総身に知恵の回らぬらしいももっとも千万。

菊人形は明治の産物

団子坂の全盛時代を回顧す

文化文政ごろ巣鴨に起った菊細工、明治の初年、駒込団子坂に移って初めて大がかりの菊人形、その年々の歌舞伎狂言を生写し俳優の似顔からセリ出し、回り舞台の大仕かけに人気を呼んで、二十年頃の団子坂は狭い坂道を押すな押すな、十数軒の常設小屋が隙間なく立ち並んで、秋の人気を集めたもの。

細工はりゅうりゅう、これが植木屋の手に成るかと思うほど器用な仕あげ、もっとも首や手足は人形師のもの、まず胴体を竹で組み、人形師から回った図案によって恰好をつけ、根付の小菊の根元を胴へ一々差し込み、色とりどりの花の小枝を一本乃至一花ごとに竹の胴へ結びつける。人形一個に三、四日もかかる面倒な仕事、そのうえ一日置きに仁木弾正でも政岡でも首手足を取りはずして、菊の根元へ水を飲ませる。