Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

めいじせそうひゃくわ

明治世相百話

山本 笑月

Lisez 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) de 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 128 862 caractères · 251 écrans

Aozora Bunko

名筆の諸大家

私は今、それらの諸先輩の内で私の多少とも接触したことのある方々の筆蹟について、座談的に述べてみます。

名筆の諸大家

文士と申しても明治中期からの、主に軟文学に属する人々ですが、まず政治方面から戯曲家に転じた晩年の福地桜痴居士を筆頭に、能書家と見られる方々を挙げると、故人では尾崎紅葉、依田学海、坪内逍遙、宮崎三昧、須藤南翠、夏目漱石、田山花袋の諸氏、現存の老大家として幸田露伴の諸先生でありましょう。

桜痴居士はあまりに有名ですが、明治十四年に吉原大門の鉄柱に現わした聯句の大字をもって知られ、歌舞伎座の新築当時には舞台上の大額や表看板の大名題の文字も居士の直筆であって、当時評判のものでした。肉太の幅の広い、どっしりした字体で、小説の原稿などもその字体をただ縮小しただけです。ちょっと見ると遅筆のように思われますが、すこぶる速筆であったのです。それは頭の問題でありましょうが、新聞社におって論説など書かれるのに時間が迫ってから悠々と筆を執り、一枚書くとすぐ給仕に渡して工場へ回し、たちまち十数枚の原稿を書いてしまって、それで文章の接続もよく字体も崩れていなかったくらいです。