Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しんしゅうてんまきょう

神州天馬侠

吉川 英治

Lisez 神州天馬侠 (しんしゅうてんまきょう) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 511 765 caractères · 1011 écrans

Aozora Bunko

しかり、鉱山掘夫六十人、その時、野呂川の流れに沿って、上流へ上流へと足なみをそろえていた。

森々と深まさる檜の沢、タッタとそろう足音が、思わず足を軽くさせる。

と思うと、伊部熊蔵、

「オイ、止まれ」とうしろを向いた。

六十人の額からポッポと湯気がたっている。

そこは小太郎山のふもとであった。

山掘夫、山にからかわれる

一

「止まれ」

といわれた鉱山掘夫、汗をふきながらあたりを見て、みんなけげんな顔をしながら、伊部熊蔵のさしずをうたがった。

ばかにしてやがら! といわんばかりに、気の荒い山掘夫のひとりが、

「もし、熊蔵さま!」と、突っかかってきた。

「なんだ、雁六」

「ここは小太郎山じゃあねえんですか」

「そうだ、小太郎山の東麓だが、それがどうかいたしたか」

「どうかしたかもねエもんです、じょうだんじゃアねえ、いいかげんにしておくんなさい」

と小頭の雁六が腹をたてて、岩に腰をおろしてしまったので、以下六十人の山掘夫も、みんなブツブツ口小言をつぶやきながら、ふて腐れの煙草やすみとでかけはじめた。

こんな日傭稼ぎなどになめられて、山目付というお役目がつとまるものかと、伊部熊蔵、ひたいに青筋を立ってカンカンになりながら、