Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 230.599 caratteri · 458 schermate
うちの母さんは私が心配するぐらい、余り食べないんだけれど、ちょくちょく間にたべた方がいいたちだって、まあよろしくやってゆくでしょう。でも二三人子供もって疲れを出したりしないように、よく気をつけなさいと云っているの。骨細ですから。
汽車はこの頃実に通ります。先は冬の夜なんか貨車の音がガチャガチャンとしたりして淋しい村駅の感じでしたが、この頃は夜中にもひどい地響を立ててひどい速力で通ります。頭に響いて、いやあな気持で目がさめます。河村さんよく暮しているようなものね。村道も夜更けて、夜なかでも人が通ります。用事もふえた証拠です。手塚さんの旧い家をかりている医者が召集をうけました。あとはお母さんたちがかえられてから、達ちゃんの様子をお知らせいたしましょう。あしたは多賀子、冨美子とまりに来ます、私がかえる前にもう一度会いたい由で。もうあっちへゆくのも面倒だし。
きょうはむし暑くなりそうね。魚も何もなくて、茄子もないの、皆がかえって来たら何を御馳走いたしましょうね。おや肉を売りに来たわ。(いろいろの物音がきこえて面白いでしょう?)でもこっちにはこうやって肉があるから大したものなり。