Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
ひどく、てまどるようです。やがて十分もたったころ、やっと明智探偵が、かえってきました。
明智はみょうな顔をしていました。なんだか、くるしそうです。なにかをじっと、がまんしてるようです。
しかし、もうがまんができなくなりました。名探偵は、おかしくてたまらないというように、いきなり、わらいだしたではありませんか。
「ハハハハ……、いや、しつれい。あまりおかしいものだから、つい、わらってしまいました。古山博士、それから中村君、大笑いだよ。日本じゅうの、いや、世界じゅうの大笑いだよ。」
古山博士と中村警部は、あっけにとられて、明智探偵の顔を見つめました。なにがおかしいのか、すこしもわからないからです。
「新聞がだまされたのです。いや、われわれみんなが、だまされたのです。あいつは世界一の奇術師です。ふしぎなすい星があらわれたのは事実です。しかし、そこにカニのような怪物がすんでいるなんて、うそっぱちですよ。千葉県の海の中からあらわれたやつ、それから東京をさわがせたやつは、すい星人ではなくて、地球の人間にすぎません。
あのすい星があらわれたのを、さいわいに、すい星人にばけて、世界をあっといわせようと、たくらんだのです。