Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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おれはにじゅうめんそうだ

おれは二十面相だ/妖星人R

江戸川 乱歩

Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate

Aozora Bunko

じつに、とほうもない考えです。

新聞が、そのたくらみに、ひっかかりました。そして、世界じゅうの、うわさの種になったのです。この大奇術を考えだしたやつは、さぞ、とくいがっていることでしょう。世界をだましたのですからね。大笑いですよ。世界じゅうの大笑いですよ。」

明智探偵は、そういって、また、わらいだすのでした。

しかし、博士と警部には、なにがなんだかわかりません。

「しかし美術館の陳列品を、ねこそぎぬすみだすなんて、人間わざでは、とてもできないことだし、そのほか、説明のつかないふしぎなことが、たびたびおこっている。」

中村警部が、明智の顔を、にらみつけるようにしていうのでした。

「順序をおって、はなしましょう。もう、ぼくには、すべての秘密がわかっているのだ。まず、さいしょのふしぎは、古山博士の書庫から、カニ怪人が消えうせたことですね。」

明智がそこまでいったとき、いきなりドアがあいて、三人の警官がはいってきました。そして、明智探偵の目のさしずにしたがって、入口のドアと、二つの窓の前に、ひとりずつ立ち番をはじめました。だれも、この部屋から、にげだせなくなったのです。